令和4年度 研究発表会の報告

令和4年度埼玉県高等学校情報教育研究会 研究発表会を、下記のとおり開催しました。

日時

令和5年1月30日(月) 15時00分から16時55分まで

会場

オンライン開催
(拠点:埼玉県立春日部高等学校)

内容

開会行事
  挨拶 松本 英和会長(埼玉県立皆野高等学校校長)
行事報告
  高野 雅弘先生(埼玉県立春日部高等学校)
研究発表
 ・「情報Ⅰ」プログラミングの授業実践
    埼玉県高等学校情報教育研究会 研究委員会
    埼玉県立浦和第一女子高等学校 冨田 平 先生

・プログラミング授業の実践
    埼玉県立所沢北高等学校 沖田 敦司 先生

・プログラミング授業の実践
    埼玉県立入間向陽高等学校 曽田 正彦 先生
研究協議
・プログラミングの実践・言語選択について
・大学入学共通テスト対策について
・校内ネットワーク環境と個人情報管理について

閉会行事

当日のようす

1 はじめに
令和 5 年 1 月 30 日に埼玉県立春日部高等学校を本部として第 7 回埼玉県高等学校情報教育研究会研究発表会が開催された。県内の学校の先生方による研究発表や研究協議があり、今後の教育活動に大いに役立つ内容となった。今回はオンライン接続による参加も含めて、18 名の参加があった。
2 日時
令和 5 年 1 月 30 日(月)15 時 00 分~16 時 55 分
3 会場
埼玉県立春日部高等学校 会議室
(Zoom を利用したオンライン接続あり)

4 研究発表会
開会行事
挨拶 松本 英和 会長(本庄高等学校)
挨拶 島村 睦 指導主事(総合教育センター)
埼玉県高等学校情報教育研究会行事報告
事務局 曽田 正彦 先生(入間向陽高等学校)
研究発表
・ micro:bit を使ったプログラミング授業実践と
STEAM 教育的要素の有用性について
坪井 啓明 先生(北本高等学校)
micro:bit を用いたプログラミングの授業実践事例
(通信機能を用いた宝探しや 3D プリンタを活用
したイルミネーション制作など)について発表し
た。また、授業実践を通してプログラミング教育
と STEAM 教育的要素の有用性が示唆された。

・ コンピュータとプログラミングに関する授業実践(報告)
髙野 将弘 先生(春日部高等学校)
 情報Iの単元であるコンピュータとプログラミングに関する授業実践を報告した。7 名の研究委員による授業実践報告は、限られた授業時間数でどのように教えるのかという点においてアプローチに違いがみられたが、各校の授業改善にも繋げることができる充実した内容であった。
・ 情報I、1年目の授業を振り返って
沖田 敦志 先生(所沢北高等学校)
情報Iの年間指導計画から、今年度実施した授業内容等の振り返りを行った。各単元の学習内容を限られた授業時間で指導することや大学共通入学テストを見据えた指導することの難しさを痛感する発表内容であった。
研究協議
今年度実施したプログラミングの授業で得られた知見をグループで共有する時間を設けた。授業でやってみて良かったことや失敗したことなどの意見交換を通して、試行錯誤しながら各校で授業実践していることがわかった。
閉会行事
挨拶 石井 政人 指導主事(高校教育指導課)
5 おわりに
本発表会を通して、県内の情報科教員にとって有益な情報共有となり、教材作成の一助になることを期待する。また、県内の情報科教員のネットワークが広がることも願っている。次年度以降に向けて、より多くの教員が参加しやすい時期等を検討していきたい。